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勇者一行【ダブルフェラ・ショタ・ファンタジー】

  • 2018/03/21(水) 00:27:21

勇者一行
勇者の選定というのは聖痕の出現や、伝説の武器や使い魔の使役、異世界よりの召還など、
国による、持つ力により、各々の国主や教祖、民の支持によって誕生するものである。

ある吟遊詩人が説いたソレは死の病に侵された瀕死の国。
ミレニアにも例外ではないことだった。

花の都から追われた罪人は、ミレニアで選ばれる民が、
彼の国に現れる魔王の振りまいた死病にかからぬ成人ということを聞いて選ばれた肉体を持つ者として現れ。
民は彼を在任と知らず勇者だと、魔王を打ち滅ぼす人だと信じ歓迎した。

男は、死病にかからぬ抗体を前の国で手に入れたことは黙り、勇者となり、国を助ける条件に、各村から成人の儀を行っていない年の親族の居ない戦士達を選抜するように命を出しす。
ソレは、もし命を賭す理由が私情ではなく献身であることの徴だと勇者は言ったが、この勇者にはある企みがあったのはいうまでもない

どの国であっても、よほどのことがなければ孤児である傭兵のほとんどは迫害を受けてきている。
そして国への献身を洗脳というかたちで教育こそうけていても、ソレはほかの洗脳をすればたやすく上書きできることを男は知っていたからだ。

結果的に最初の段階で二人の少年がせんばつされた。
一人はアルビノ風の色素も幸も薄そうなプリースト、もう一人は褐色の肌の知恵が足りない戦士だった。
勇者を名乗った男は彼らの心に巣食っている憎しみや悲しみを掬うように慰め心を支配し、従順なコマへと育て上げていく。
最初は優しさを与え、次は親しみを、最後には愛という名目の肉欲を。

知識や知恵があっても現実に優しくされたことのない人間というのはこの程度のことで染められてしまうのだ

勇者一行として魔王の住む山岳へと向かった体で男は二人の少年を連れ廃村へと赴く。
最初こそ魔王に立ち向かわないのか?と困惑していた少年達も、『勇者さま』の甘言に惑わされ道行きを見失い、最後には自分を大事にしてくれるという甘言を吐き続ける勇者からの寵愛を競うように求めることに必死になり。段々と思考することを捨てていった。

それから数ヶ月がたち、 死病の魔王による攻撃で弱体した国にも抗体を持つ者が生まれ始める頃。
またひとつ子を攫う二人の魔族を従属させた魔王が現れたのはいうまでもない。

伝聞とはゆがみを孕み、そして勇者は魔王に、魔王は勇者に転じ続け知恵のない思考停止を続けた世界を回し続ける

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